江戸東京たてもの園

承前。小金井公園に逝ったら、開園記念日?とやらで無料だという。花見客でごった返しているが、コレは這入らなくちゃね。

入場時にパンフレットとビニール袋を手渡される。そーか、二ホンの家屋なので、土足厳禁なのだった。まあ、いちいち上がるたびに靴を脱ぐのは面倒だから、結局使用せず。

いかにもときわ台にありそうな写真場。

農家の吉野家三鷹南部には今も吉野姓が多い。

デ・ラランデ邸は信濃町の三階建て。まあ、ありがちな洋館だけど、壁面のせり上がりや三階部分の円柱や小窓などが特徴的。

三井八郎右衞門邸。やたらと窓が多くて通風は良さげだが、なぜか白壁部分だけは何もない。

前川國男邸壁面。上大崎は地名とは裏腹に、隠れプチブルな街なのだ。

小出邸はいかにも西片らしい和洋折衷。

高橋是清邸は築120年。威圧感漂う。

万世橋交番。つい最近まで万世橋にあったのは知っている。辺りには電気部品などを商う露店が並んでいた。

村上精華堂は池之端にあったらしい。イオニア式なんて初めて実物を見た。化粧品自家製造とか、かなーり怪しげ。

植村邸&大和屋本店。植村邸は店頭販売はしてなかったけど、商店の趣が濃厚。イイ感じに緑青がふいている。

大和屋本店は乾物屋。白金台には、ついこの前の道路拡幅まで結構多くの貴重な建物が遺っていた。

斜めから店内を覗く。鰹節や昆布とともに卵も商う。

花市生花店と武居三省堂淡路町と須田町だから、近接していてもおかしくはない。花屋と墨屋の組み合わせも神田ならではか。

小寺醤油店は白金。醤油だけでなく、酒や味噌、ソース、缶詰なども商う。

 

樽やホーローの容器、秤、レジスターなども懐かしい。ってか「スィートミン7」って何だよ(゚Д゚;)

下谷にあった鍵屋には現役の頃にギリギリ間にあった。確か、酒は櫻正宗だった。

こんな徳利で燗して供された。むろん、こんな安価ではない。

こんな物干し台と土蔵のある家もまだまだ東京には結構遺っていると思う。

子宝湯は銭湯のメッカ・北千住産。

バリアフリーの車椅子道建設中。

旅館萬徳は青梅産だが、昨年だったか、出かけたときにも、現役ではないが、こんな旅館(<というより旅籠)が意外と遺っていた。

井戸と物干しのある風景。隣の空き地には土管があった。

こんな古い住居や商店に心惹かれるのは私だけかと思っていたら、意外にも同好の士は多そうである。