ある日の街歩き#146
久々に雨の心配のない感じ。高井戸の杉並区民Cに寄って本を借りるが、相変わらずここの構造は分かりづらい。世田谷線経由で三茶へ。久々に「大山道」の碑を見るが、こんなにご立派だったっけ?
三茶栄通りをいくが、金冠堂は移転してたのねー。
下馬図書館へ向かう道筋。弘善湯の脇を這入ると、うーみゅ、ここらへんの都営住宅はもう建て替えなのだなー。僅かに残った下駄履きアパートだが、上の階には人がいない。
下馬図書館から駒留神社を目指してみる。おぉ、前回来た時よりも舗道が新しくなっておるではないか。
ふつー、神社の縁起とか由来とかを示すハズの看板に「陸稲」がどーたらって。農協さんは強いのぉ。
さすがに世田谷区下馬。オーガニックな家を発見。
そしてやけに明るく広い五本木通りを守屋図書館へ。
祐天寺駅まで歩く途中に、渋いバー?を発見す。
んでもって、東横線から大井町線に乗り換えて戸越公園。踏切の向こう側が緩やかに傾斜してるなあ。しっかし、久しぶりの暑さだわあ。陽炎がたってるようにも見える。半袖で充分だったやんか。
この戸越公園中央商店街が意外とイイ感じ。しかも、上の2店とも現役である。2階は見なかったことにしよう。
ま、本家本元の戸越公園は何度も逝ってるから、今日は文庫の森とかいう公園に来てみた。旧三井財閥から戦後、国文学研究資料館になっていたらしい。しかし、そんな蒼然とした歴史よりも、近隣住民にとっては、戸越公園に次ぐソコソコ広い公園という意味では貴重なのではあるまいか?
今日のところは整備中で読めず這入れず。
すぐ近くの「カメさん広場」なる小公園が癒されますた。ヒマワリも未だ元気だし、旧い家も多いし。
っでまあ、八幡神社の横っちょにこんなイイ感じの旧い家も見つけた。アルミサッシとか車庫とかは残念だが、それを差し置いても素晴らしい。
そして、戸越銀座商店街にぶち当たる。そーか、確かに直線の一本道の商店街ってのは珍しいわなー。
しかし、あとで気づいたのだが、ここってクルマが両側通行してやんのな。チャリやバイクもガンガン抜けていくし、結構コワイ。
まーでも、チェーン店に侵されながら、こんな昔ながらの金物店が現役なのも、武蔵小山や荏原中延など品川区の地力といったものだろうか?
そーいや、途中で渡ったのは一国なんだよなー。左右に折れると、ボロアパートが点在してるのも興味深い。
で、次は大岡山まで。全く縁のない街だけど、東工大、東急病院、老人ホームとシステマティックに完備されてんのな。明らかに低くなってるのが読み取れる東側。
なんとまあ、清水窪弁財天にたどり着きましたよ。名湧水だか何だか知らんけど、音を立てて滝が落ちているのは今日の酷暑の清涼剤ですわ。これが洗足池に流れ込んでいるんだと。ここいらの谷を削ったのは間違いなさそう。
清水窪小学校の壁面なんて、とんでもない段差なのだ。この辺はもっと高級住宅街になってもおかしくはないんだが、意外と空き家が多い。広い敷地が確保できないのかねー?
そして、九品仏まで乗ってみる。
なんだか、あんまし東洋的な感じはしない。
おっかなびっくり浄真寺に這入って、いきなりコレですよ。うん、上出来とは言い難いネタですわ。
はい、仏心が無いものですから、手振れしてご覧の通り。この後、墓地を抜けて下界に降りようとしたのですが、結局叶わず、戻らざるを得ないという(~_~;)
九品仏川緑道に戻って、ねこじゃらし公園を目指す。途中で遭遇した植物怪獣みたいな門。3F建て以上の辺りの家やアパートは向かいの墓地を眺めて、どんな気分なんやろか?
で、ねこじゃらし公園には特に何も無し。何だか叢が下落合みたいな感じでしたわ。
そっから、尾山台まで歩いたんだが、クソつまらない平坦な十字路の街。今日はこれで終了でげす。