ある日の街歩き#93
承前。
さて、どこで降りようかと悩んでたが、そういや、久々に羽村なんてのも悪くないな、と思い当たり、降りてみる。
それなりに威圧感のある駅前。バスターミナルはないが、タクシーはあるらしい。
取り敢えず、久々に、まいまいず井戸をパシャリ。
市役所通りを歩き、どんぐり山児童公園にてランチ。ほー、こんなところに生涯学習Cなるものができているのね。羽村市図書館に来るのも数十年ぶりだけど、もうどんなとこだったかすら覚えていない。ただし、ものすごく滞在しやすかった記憶はある。
羽村市動物公園にでも行こうかと思ったが、どうやら有料らしいので、青梅線を越え、多摩川へ下ることにした。
この辺は何故か、動物病院がやたらに目立つ。それもかなり流行っている感じ。ひょっとして、NZみたいにニンゲンよりネコイヌ他の方が多いのかな?
水道道路上の駐輪場。意外と人口密度高いのか?
で、南側はというと、カオス。再開発以前に、全く上下左右が滅茶苦茶である。
左の美容室はたぶん現役だが、廃業した右の白金堂って何だったんだろ?
いや、旧青梅街道なんだが、一中通りって何だよ(;´・ω・) 四差路なんだが、十字路ではないという。
で、まあ、廃業した明治牛乳の販売店の前にフィリピンレストランかぃ。ちなみに、この交差点の地名は「はねひがし」と読むらしい。ふう。
そうそう、羽村といえば、羽村取水堰であるから、そこへ向かうというわけ。
この石垣で囲われた道。まるで沖縄みたいだが、思い出してみれば、チャリでよく行く多摩川沿いの調布や三鷹でもこんな河岸段丘沿いの道は見られるんだった。
それにしても、かなりの急坂だ。
上水の上流方向。
下流方向。一気に水量が増す。
こちらは羽村橋。人と自転車しか通れない。
いやもう、ここまで来たら、中里介山の墓は見ておくか、と思ったのだが、禅林寺にはなく、高台の墓地にあるらしい。しかし、非常に解りづらい。こうして下界を見ると、相当な河岸段丘だこと。
二度三度四度と往復し、遂に墓石を発見せり! ホント分かりづらい。大菩薩峠を30歳位の時に読破してから、ここまで来れて良かったよ。
まあ、それにしても、この辺にはやたらとご立派な羽村稲荷神社もあって、少し離れたところに旧鎌倉街道なんかも分岐していて、結構なターミナルだったのかもしれぬ。
うん、それにしても、南口はいろいろと厳しい。仮に駅前だけ厚化粧を施したところで、すぐ南が崖だしなー。そもそもどこまで観光なるものに重きを置くんだろ??