ある日の街(丘?)歩き#152
相変わらず、井の頭線から東横線への乗り換えはシンドイのぉ。初めて、みなとみらい線の元町・中華街まで逝ってみた。
この駅は深いなあ。そして、何とも無機質であります。5番出口を出て、フランス山へ。
震災と火事に弱い二ホンの都市であります。
何だか、ジブリっぽいな。
超久しぶり(おそらく30年ぶりくらい?)の港の見える丘公園。その頃、ベイブリッジは存在してたかどうか、記憶にない。
一隅に♪港が見える丘の歌碑が薄汚れてあったが、私はこの歌を何故か渡辺はま子で覚えている。
色あせた桜ならぬ、やや季節を過ぎた薔薇園がひろがっておりますた。
そーそー、このローズガーデンも調布の植物公園でデジャヴュ。
イギリス館は無事だった模様だが、特に興味ないので這入らず。
山手本通りをひたすら辿る。
外国人墓地正門?と小学生の下校風景なり。
柵を越えて見た墓地風景。
山手資料館の美しい建物はほぼ築100年。
山手聖公会。これって、イタリアやフランスの田舎にあるようなロマネスク様式だと思ってたら、家に帰って調べたら、プロテスタントのノルマン様式なんだとさ。ふーーーん。
この辺からスケッチをする高齢男性の姿が目立ち始める。
ちなみに横にあるハズだった猫の美術館は閉館した模様。
その間にあった少し不思議な洋館。
裏側の窓枠なんかはゴシックっぽいよねー。
緑色の戸袋が美しいエリスマン邸。
元町公園はこんな小さなポケット公園も包接している。
なんとなく東南アジアっぽいべーリックホール。何やら結婚式場らしいらしいらしい。
こちらはフェリス6号館。カフェテラス???
末日聖徒教会って何だよ…と思ったらモルモン教かよ。
で、少し行くとフェリス中高。いやもうちょうど下校時刻なんでしょうか? 畏れ多い。
この辺は廃屋でも洋式なので、高級っぽく見えるのが哀しい。
こちらはカトリック山手教会。
幼稚園が併設されているので、俗っぽさが漏れ出ている。
この辺は尾根道なので、両側に急な坂道ができる。意外なところに勝手口や駐車場ができている。
まあ、しかし、豪雨の際はコワイだろうなー。
イタリア山庭園の整然としたお庭。
なんか、もう羊羹でお腹いっぱいでふ。
フツーの邸宅にもガーゴイルなんかーぃ?
山手の裏町に少し後ろ髪惹かれながら、隣の根岸駅まで。いや、ここは出口も1か所だし、鄙びているわ。
立野小学校の脇を昇り、クルマの通行もできない坂を辿って、竹之丸とか山元町とかわけのわからん住宅街を抜けて、ついに着きましたわ。何十年来の懸案事項!
根岸競馬場あと=根岸森林公園
ふーん、ここが元競馬場のターフなんだろか? 何だか小金井公園とか野川公園とか勝手知ったる風景とよく似てるなあ。
そして、ドーナツ広場に回り込み、ついに見えてまいりました。一等馬見所跡=廃墟。
これだけ見ると、サンジミニャーノの塔遺跡に見えなくもないぞ。観光資源にする手もあるのでわ??
児童公園から見る廃墟がなんとも素晴らしい。
そして、北側の外周部分も凝っていて、英国やアイルランド風なのかもしれない(←行ったことない)
しかし、この辺は米軍様が癌細胞のように浸食していた影響で、簑沢から旭台あたりは、とても歩きづらい。
不動坂辺りから漸く下界が見えてくる。
地元民御用達の駅近道なり。素晴らしい錆っぷり!
根岸湾の向こうに工場や発電所、製油所の煙突が見える。
いや、こういうのも既視感があるんだよなあ。小金井のはけの道に降りる辺りとか。
でも、さすがにワッフルちゃんはさすが横浜だよねー。もはや、美的にすら感じる。
中通りは海底で、あの断層の上が海岸線だったらしいしぃ。しかし、この辺は未だに疎開道路と呼ばれる通りが多いのだねー。