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ある日の街歩き＃106

どうやら、緊急事態宣言なるものは、夜の飲食店をやり玉に、終電を早めるだけ…という訳の分からん代物らしい。図書館は閉館が早まるところはあるものの、取り敢えず昨年のごときアホみたいな閉館騒ぎは免れた模様。

昨日飲み過ぎて９時までゴロゴロ。10時頃に出かける。早稲田の鶴巻図書館で本を返し、さてどうしたものか？　リーガロイヤルＨの横を通って新目白通りを横切り、駒塚橋で神田川を渡って、胸突坂を見上げる。

芭蕉庵や水神社も近接している。

その隣のやけにご立派な肥後細川庭園を一瞥。

ちょっと、水前寺公園を想い出した。何だか別天地。

その先の幽霊坂を登る。こんな坂でも電動自転車が上り下りしており、危なくてたまらん。横の運動公園に来る奴らだろうか？　せっかくここまで来たので、目白台図書館に寄ってみる。音羽の方に降りようかとも思ったが、雑司ヶ谷まで行ってみる。日本女子大の前を歩き、豊坂を遠望。不忍通りとの交差点付近には、鳳山（ホーザン）酒店と寫真の家 友正の美しいコラボ。

その間の日無坂＆富士見坂。今度の宿題にしておこう。

表通りから降りたところに、雑司ヶ谷公園。なるほど、ここらは谷だわ。高田小学校の跡地だった由。防災拠点となるらしい。丘の上テラスとか、みみずく公園とか、雑司ヶ谷霊園本体とかは、これも次回の宿題だな。しかし、かつては仕舞屋ふうの下宿屋とか、町工場とかが多かったイメージなんだが、随分と辺りの戸建てはオサレなのであった。

副都心線で明治神宮前で降り、渋谷中央図書館へ。特に記すことなし。まあ、日本女子大とかも、東横線やら東上線やらから雑司が谷駅経由で直通になったのだな＞かつては目白から歩くかバスかしか選択肢は無かったのだが。

寒いがまだ日も高いので、阿佐ヶ谷で途中下車。阿佐谷中央公園でランチ。辺りを暗渠が取り巻いていて、横には朝鮮第九初級学校がある。どうやらこの暗渠は桃園川であるらしい。

それにしても、ここいらは道が湾曲しまくっていて、分かりづらい。中杉通りを越えて、阿佐谷図書館へ。阿佐ヶ谷文士村なるパンフレット無料なり。

40年以上前に利用していた貸本屋、未だ頑張っていた。