荷風のいた街 増補 (ウェッジ文庫 は 17-1)

同じ市川出身の筆者が街で見かけた荷風を語る。

ラジオの音を遁れて白幡天神社で読書に耽る荷風

松本治一郎幸田露伴の葬儀に来てたのか?

筆者自身の少年期の想い出が回想風に綴られているのが印象的だ。っていうかそっちが第一部のメイン。

銭湯(菅野湯)で荷風の刺青を見たというのは面白いなー。

市川にはやはり訪れなければなるまいね。