この二人の音質は8弦ギターとサックスなのに酷似していて、ユニゾンみたいに聞こえる。放屁というより放尿、胃液排泄って感じの鈴木氏と、サイケなのにどこかヌルヌル感の漂う岸本氏は、合わせ技で強烈な発酵臭を醸し出す。

 

久留米出身の聖子ちゃんです。作詞が松本隆です。「木綿ハンカチ」に少し状況設定が似てます。三木さんは僅か1年足らずしか歌手をやってなかったそうですが、「まちぶせ」なんかではサビが少し野太く演歌歌手テーストになりますが、この歌は破綻なく、素直に切なさを誘います。