焼酎偏愛―焼酎ハンドブック2 (1985年)

焼酎偏愛―焼酎ハンドブック2 (1985年)

 

 30年ぶりに読んだ。正直、今の焼酎業界がどうなっているのか、よくわからないので、少し調べてみようと思った。

奄美の島唄を土地のウタシャにきかせてもらう時に私たちの胸を打つのは安直な理解を拒む激しいまでのマイナー性である。マイナーであるがゆえに、世界各地の、平均律によらない民族音楽に通ずるひろびろとした世界をもっている。それが観光小唄ふうの新民謡に編曲されてしまうとしたらどうだろうか。本格焼酎におこっているのは、それに近いことだ。

 なんて今でも十分顧みるに値する考え方だと思う。