天上大風: 同時代評セレクション1986-1998 (ちくま学芸文庫 ホ 3-4)

ほぼ60歳代くらいの筆者は80歳まで生きた。

死んでいった人たちへの評が面白い、歯に衣着せぬ感じ>各人物評が当たっているのか否かはビミョー。もうでも、こんなのを読むと、私なんて明日死んでもおかしくないのだな。

「彼はむかしの彼ならず」太宰に何度か酒中に聞かされたんだと。

しかし、80年代末のヨーロッパについて、あまりに楽観 というかナイーブさが過ぎたのではないか? 2024年に生きていたら、どんな発言をするのか?