ある日の街歩き#144
夏が帰ってきたみたい。9時前に家を出て、ノープランで春日で降りる。A2出口を出ると、文京区民センターやら都営真砂アパートやらの昔ながらの建物の向かいも居抜きっぽい飲食店街が形成されている。東京リゾート&スポーツ専門学校へ向かうこの坂道は何というのだろうか??
実にイイ感じのスロープを描いている。
上から見ると、文京区役所も一望のもと。
この辺の家々はまだまだ開発を免れていて、是非保存してほしいものだ。
高台の路地という得難い物件。
絶壁にへばりつく。このしぶとさが堪らない。
ま、これで真砂中央図書館は南・北・西を制覇したことになる。
真砂坂上のバス停から大塚行のバスに乗ってみる。
あー、そーそー伝通院とか牛神社とかはもう一度訪れなきゃいけないなー。安藤坂には元の取引先があったのだった。
学芸大附属竹早とか跡見学園とかお茶大とか、これらも神社仏閣みたいなものかしら?
新大塚で降りると、文京区でバス通り沿いの土蔵は珍しいな。
裏道をうねうね行く。この辺は狭いアパートや個人住宅が少し低い土地に傾くように建っていて、大塚坂下北町会なる自治会がある模様。
で、豊島区との区界も通っていて、こんな物件を発見!
和洋共存とでもいうのだろうか、この自宅は?
正直、随分と昔のヒトなので、もうどんな業績があったのか忘れてたけど、あーそうか、ボードレールやマラルメなどの訳者だったのだなー。息子の鈴木道彦は馴染み深い名前だ。家の中までは這入らなかったけど、次は逝ってみようかしらん。
灼熱の中、ふらふらと東池袋5丁目に至る。
日の出優良商店街なる名称がスゴイ。80年代には、この辺にも外国人労働者が多く住み、八百屋や雑貨屋も賑わっていた記憶があるが、もはや介護産業すら成立していない感じ。
都電の周囲はすっかり再開発が進み、一部は巨大マンションになり、一部は立ち入り禁止のネットで囲われ、古くからの住民はひっそりと終焉を待っているかのよう。何故か宇都宮ナンバーのクルマが迷路にハマってたが、勿論見て見ぬふり。
そして、迷宮を抜けた先には、んだこりゃ物件。イケ・サンパークなるものらしい。旧造幣局なんてあったっけ? ガキンチョ様と父母のご機嫌とりだけでなく、木造家屋が密集する付近の防災公園なのらそうな。
豊島中央図書館に行ったのだが、何と今日はお休みかよ(~_~;)
もうなんだかどっと疲れたので、東池袋→永田町→渋谷→三鷹とわけわかめなルートで帰宅。