コミケ(まだマトモだった頃)の代表者としてあまりにも有名で、早世した筆者の文章を読むのはたぶん初めて。

昭和20年代挿絵画家は漫画家と同等の存在だった。

少女漫画の初期には多くの著名な小説家が関わった。

少年漫画はキッチュで少女漫画は俗物だった。

スタイルとファッションの漫画家 高橋真琴

切実な日常という新境地を拓いた屋代まさ子

日常や人間関係より物語や小道具を重視したロマコメの水野英子

逆に、日常の生々しさを提示し、学園マンガを拓いた西谷祥子

HOTっていうのは初耳。

エロチシズムと頽廃美を絵の魅力で見せつけた大矢ちき。

少女漫画の文脈でパロディに転化した土田よしこ

ちょうど私が少女漫画雑誌を買い集め始めた70年代末で終了だが、懐かしく読めた。