いきなりokiや伊福部の話から入るあたりはわきまえてるなという感じ。実際に発掘調査をしている筆者なので観念的でないのがよい。
オホーツク人はアイヌに滅ぼされた模様。
元寇と同時期にモンゴルと闘っていたのは知らなかった。
川を意味する「ナイ」は5世紀前後に「ペツ」に置き換えられた。
イノシシ祭りがヒグマのイオマンテに繋がるのはロマン。
ミイラといい、沈黙交易といい、独特の習俗だな。そして、青苗文化→渡党。
コロポックル=北千島アイヌらしいが、プリニウスとはまた数奇なり。
陰陽道と後進呪術とかになるとホンマかいな?だが。
疱瘡神を呪術で退治するというのも、感染症に免疫ができること?と思ったりもする。
17世紀には、砂金の採取、製錬が行われていた模様。しかし、さらにそれ以前、奥州藤原氏の平泉にも大量の砂金がもたらされていた! いや、さらに道長の時代、修験者が金の採掘と流通を管理していたのだと!