2020-02-24 ■ 紙ハブと呼ばれた男;沖縄言論人・池宮城秀意の反骨 作者:森口 豁 出版社/メーカー: 彩流社 発売日: 2019/06/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) 拘置所の隣の房に三角寛。そして沖縄刑務所では、瀬長亀次郎との出会い。 うるま新報は米軍の弾圧を受ける。 そして、少数派の信託統治論を唱えた。 しかし、経営者としては無能なり。 ロックアウトやら機動隊導入やら。 新報・タイムスの合併を意に沿わないながらも主張とか。 そして、子孫にも受け継がれた、その個性。 さらに、筆者の個人的体験を踏まえた話も決して蛇足ではない。金城哲夫の恋人との睦まじさとか、山之口獏が東京支社を金策に訪れてたとか。