全国水平社1922‐1942 ――差別と解放の苦悩 (ちくま新書)

ほー、横山源之助もまた部落民衆を否定的に見ていた。

そして、キリスト者もまた、内務者の手先となって改善事業を展開した。賀川豊彦また。

全国水平社大火ヲ開くのに侠客と保守政治家によって多額の資金が提供された。

西光万吉は倉田百三武者小路実篤に影響を受けた。

初期水平社には、解放令を発布した明治天皇への感謝の念へ絶大であった。

河上肇は水平社解消に賛同した。松本治一郎も近衛新体制に参加しようとした。