2012-06-20 ■ 水平記〈上〉―松本治一郎と部落解放運動の一〇〇年 (新潮文庫)作者: 高山文彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/10メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (16件) を見る 松本治一郎が「大人」であったことは判った。小説というか浪曲風なので,それなりにすらすら読めた。やはり解放令が逆に軛となったということか? 天皇と部落民を北極と南極に喩えた中上健次は小賢しい。下巻を読む気はあまり起きず。