御殿山1-2-3というと、もんくやいせやの付近ですな。丸井の見える小奇麗なビルの一室で、何とも不穏な痰壺妖怪が暴れています。フンコロガシが湧いてきて低く跳ぶのが見えます。

まごうことなき怪獣の咆哮です。反重力というより、ひたすら重く沈澱し、澱となった重力そのものです。しかし、ここにはスカイドンのユーモアはなく、ℱ=d/dt(mv)の冷たくも熱い古典性だけがあるのです。