ひとり草庵を結び、独自に修行した長明のような出家者を「聖」と呼ぶのだと。

2畳の茶室で巨躯の利休と小人の秀吉が向かい合う。

蕪村はデカルト的であるとともに、大乗的である、のか?

 なんか、文章がめんどくさいけど、私もほぼほぼ隠者になりつつあるので、世捨て人としての狭い住処には興味があるわけなのだ。

 で、第4章に至って、極めて形而下的なお話に…。