2021-02-11 ■ 〈狭さ〉の美学: 草庵・茶室・赤ちょうちん (フィギュール彩) 作者:祐, 近藤 発売日: 2017/04/11 メディア: 単行本 ひとり草庵を結び、独自に修行した長明のような出家者を「聖」と呼ぶのだと。 2畳の茶室で巨躯の利休と小人の秀吉が向かい合う。 蕪村はデカルト的であるとともに、大乗的である、のか? なんか、文章がめんどくさいけど、私もほぼほぼ隠者になりつつあるので、世捨て人としての狭い住処には興味があるわけなのだ。 で、第4章に至って、極めて形而下的なお話に…。