海賊の日本史 (講談社現代新書)

海賊の日本史 (講談社現代新書)

  • 作者:山内 譲
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 新書
 

 免符や切手や船旗などは通行許可証となった。そして、船頭は交渉をして礼銭を支払った。うん、近代ではなかなか理解しづらい仕組みが中世にはあったのだな。

藤原純友はむしろ海賊を取り締まる立場にあったようだ。

松浦党の話はよーわからん。

熊野海賊と南朝の結びつきはロマン。

村上水軍は基本的にドメスティックな存在だった模様。

北条氏と武田氏の西伊豆バトルなんて知らなかった。

東の海賊には、賊的ニュアンスがなくて、水軍そのものだという。西は火薬を使った焼き討ち戦法、東は相手の船を陸上に押し上げる戦法。