最終回はさすがに名場面・名台詞が多いな。ナホトカ経由のヨーロッパってのが時代を感じさせるわ。まだ観光地でもない中華街,横浜の川には だるま船がひしめいている。日曜日に薬局が開いてない…そんな時代だし。石田太郎「スモッグもなきゃ地震もない,こんな町で兄貴と健太ちゃんの3人で出直したい…カワイイじゃないのリッパじゃないの,褒めてやってよ修ちゃん」下川辰平「あのオトコは貴女のおもちゃ箱から落ちた鉛の兵隊サン…何処流れて行くか…遊びが過ぎたのよ,貴子サン」ホーンユキ「私みたいな中途半端が一番惨めよ…女の子って便利よね,つぶしが利いて…これからホントのワルになろうって人が小娘泣かせるもんじゃないわ」
ヌード葬+五右衛門風呂入浴,ギャバン気取りの岸田森,ペントハウス解体にオーヴァーラップされる三里塚のフィルム,ドラム缶をゴミ処分場に捨ててリヤカーで逃げ去るラスト…これらは最早伝説の域であろうから,付加することは何も無い。息をもつかせぬ最終回ですた。