自由への道〈2〉 (岩波文庫)

自由への道〈2〉 (岩波文庫)


何だか映画を見てるような第二分冊だった。リスカやらドラッグやら盗みやら中絶未遂やら…書かれてる内容はロックですらある。ラストのダニエルのゲイ&代理父宣言は仰け反った。でも,大部分は私小説だったのかょ? 自身の分身であるマチウの往生際の悪さはサルトルの露悪趣味なのかな? イヴィック&ボリスの姉弟は興味深いキャラですな。