• 「真夜中のマリア」(野坂昭如・国書刊行会)野坂昭如リターンズ〈1〉真夜中のマリア・てろてろ

中学生のとき読んで以来ですが,今読むとラップ風というか阿呆陀羅経風というかほぼオートマチスムな筆致なのだな。むしろライトノベルといっても通用するかも。今読んでも古さは感じないけど,エロ探求に関しては時代が追い越してしまったのです。吉永・内藤・松原の三大処女とか,三島・横尾のホモ黒黒とか,時代を感じさせますゎな。