ある日の街歩き#54
京成電車に乗るのは何年ぶりだろう? 町屋からお花茶屋まで4駅なのだけど、方向感覚が狂いまくり。曳舟川親水公園を歩くのだけど、どこが親水なんだよ。普通に歩道が広いだけか。
そして、信号が多すぎ。トイレもベンチも経年劣化が激しい。うーん、あきらめて裏町散歩に切り替える。どうせ図書館はやってないので、共栄学園辺りを適当にぶらぶらしてると、火事跡と見られる家を見つける。年末年始に焼け出されて、どうやって暮らしているんだろうか?
ま、でも、この辺の家々はフシギな造作が目立ち、うーん、やはり美意識?の違いというのか、とはいえ実用的なのかと考えるとどーなんやろそれ?と思ったり。まず、間違いなく私は住めないだろうなと感じる。
あまりにも有名な「郷土と天文の博物館」。地域史と宇宙のコラボでっせ! いや、この発想は、ミシンとこうもり傘に勝るやろ。
少し、進んだら、ようやく親水らすい風景に。やればできるじゃんか。とはいえ、近づくと、水は濁って正視できず。
江北橋通りを渡って、亀有の商店街に這入る。別に大規模店がなくても、活気はあるのだろう。正月はいく日から始まるという張り紙があるのだから、それなりに頑張っているのだろう。タピオカ屋しか開いてなかったが…。駅前なのに、結構路地が多くて、よくわからない戸建て住宅が多くて、こりゃ再開発はタイヘンだろうな。そうそう、亀有名画座が閉館して20年か>もはや場所も失念してしまったが、ここには何度か来たのだった。
第一勧銀なんて久しぶりに見た。すっかりこち亀の町らしいのだが、なんの興味もない私にはツライ、作者はむかーし、山止とか云ってたよね。南口の壮大なバスターミナルぶりに圧倒されつつ、北口の飲み屋街を抜け、うん、不思議な家々が並ぶなー。葛飾区原住民ってやっぱヘンだわ。
東和親水公園は、時々こんな光景に出会えるから、良しとしよう。東淵江小とかいう地味な小学校を過ぎ、東和中央商店街と称する辺りも、まだまだ今年営業する気満々らしいし、環七に出てみる。なんか、覆われてんのが北綾瀬駅。ロマンスカーなんかも見えた。
もよりのベルクスで麦ホとたこ焼きを買って、かたつむりのように曲がって、やけに南北に長い東綾瀬公園へ。うん、ベンチで一息ついたさ。
東京武道館なる威圧系物件は随分裏は色あせてるのね。