母の声、川の匂い―ある幼時と未生以前をめぐる断想

ほー、筆者は小名木川のほとりで生まれたのか。よく土左衛門が流れてきたという。出自と絶縁したいと願いながら、アフリカのサバンナで思い出したのだと。

深川の開放性はニヒルでコスモポリットな性格のものだと。一方で迷信深さも育まれた。

アフリカでは異人を同化しようとしたが、深川ではあらためて異化せざるをえないのだと。

んで、柳田民俗学に反対なのはとても良い。

短身で平べったく光る ギンポウなる魚の天ぷら。ふーん。

梅若の話は確かに謎だらけだな。イシスとオシリスの話から母子相姦にまで拡げるか。