発掘写真で訪ねる世田谷区古地図散歩~明治・大正・昭和の街角~

玉川沿線案内図によると、世田谷区は軍事施設が多過ぎるのが改めてよく分かる。

おお、昭和60年の千歳烏山駅付近には三和銀行と富士銀行が存在している。これは記憶にある。

桜上水駅南東には日大教養部の対面に、これより古い三井牧場なるものが存在する。

和田堀給水場はほぼ1世紀に渡って命脈を保ったが、遂に…。

かつての陸軍火薬庫は明大和泉校舎と築地本願寺和田堀廟所となった。

こーして見ると、新玉川線周辺は軍用地ばかりだわ>都立駒場高校辺りのあのヘンな地形も、延々と続く軍の記憶ばかりなりけり。

東宝撮影所は、その前は写真化学研究所だったのね。新東宝国際放映になってTMCに至る。

砧線の終着駅には、駅前にわかもと製薬工場があったのか。

玉川浄水場って、もはや風前の灯火なのだね。