とうがらしの世界 (講談社選書メチエ)

筆者は農学部の人らしい。

哺乳類に食べられず、鳥だけに選択的に食べてもらうために、唐辛子は果実にカプサイシンを蓄積させた。

リン酸の量が増加すると果実の辛味が弱くなるなる。

辛いししとうは、その中の種子数が少ない。

カプサイシンは脂肪を燃やす? 体を温める効果は確からしいが、発汗によって身体が冷える。

三鷹って何かと思ったら、三河の鷹の爪だった!

チョコと唐辛子の関係はかなり古い。

メヒコ料理は唐辛子が出汁!

インドはミックススパイス的食文化、単独で唐辛子を使う中国、その中間の東南アジア。

1960年代には唐辛子はニホンの重要な輸出品の1つだった。