2022-02-26 ■ 葦の浮船 新装版 (角川文庫) 作者:松本 清張 KADOKAWA Amazon 一向宗の勃興が農民の年貢滞納を理由にしてるのだと。 名古屋から東京まで、新幹線で2時間、普通急行で4時間余りの時代。マトモなコーヒーは東京でしか飲めない時代。 普通の女の、煩しいが、沸り立つような情熱に浸ってみたい、ってさ。 ってか、これって推理小説ではなくて、フツーにヨロメキ小説ですよね。 で、唐突に殺人事件! かと思いきや、最後は何やら学問の自由と独立問題? ま、2時間ドラマとかでいかにもやりそうなお話>実際に放映されたかどうかは知らん。 解説が高橋敏夫。まだ生きてたのね。