2022-02-17 ■ 現代音楽史-闘争しつづける芸術のゆくえ (中公新書, 2630) 作者:沼野 雄司 中央公論新社 Amazon へえ、沼野雄司って1965年生まれだから、未だ50代なんか。意外と若いんだな。 第一次大戦後、創作者が社会と隔絶しまったことを自ら意識したとき、「現代音楽」という領域が浮かび上がってくるらしい。大戦後、音楽は「モノ」へと機械へと近づく。そして、蓄音機の登場=屍体マニア! もうね、二次大戦後はカオス。ふーん、としか言いようもなし。 クラシック、その末裔である現代音楽のメルクマールは楽譜の存在にある。