・列挙を歴史とはいわない。因果関係を分析しなければならない。

・日本には階級が厳然と存在した。源氏と今昔の2物語を見よ!

・日本の「ものおもい」は恋に恋するようなものかな?

道教が仙人とクスリで不老長寿を説いたので、中国の皇帝は度々道教に転向した説。

石母田正平知盛解釈が秀逸らしい。で、「子午線の祀り」はその正統的継承らしい。

アレクサンドロスの東征が仏像のギリシャ化をもたらしたとか知らんかった。

マヤ文明がもし中国文明接触していたらという問いは面白い。車輪と家畜の中国。

琳派はシンメトリーを日本絵画に導入した。シンコペーションなのだと! ただ光琳だけは恵まれたオプティミストだったと。

・これからの日本人は多様性を意識しつつ合理的であった新井白石の線を辿らないと暮らせないという指摘!

・歌舞伎は感情表現に秀でているが、知的刺激に乏しい。むしろ、狂言には哲学がある。歌舞伎は男女差別が強い。

・芸術家を弾圧する政府は必ず滅びる。っっ、大阪維新のことかな?

国学の源氏中心主義と、英文学のシェークスピア&小説が結合したのが、日本の近代文学史。