2017-06-05 ■ アイヌと縄文: もうひとつの日本の歴史 (ちくま新書) 作者: 瀬川拓郎 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/02/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る 刺激的な内容。メモをいくつか。 ・イノシシ祭りは、日本列島全域で共有される縄文イデオロギーとなっていた ・縄文人とアイヌは人種の孤島である。エミシは少し異なる ・出アフリカ古層A型の孤立言語 ・海民の縄文伝統→北九州〜南朝鮮との関わり ・渡来系の「ウンマ」の導入 ・安倍比羅夫の続縄文人懐柔とエミシ、オホーツク人征圧→毛皮獲得 ・擦文文化では死者を放置し竪穴住居ごと焼き払った ・川を西蝦夷地ではナイ、東蝦夷地ではペツと呼んだ ・ サハリン南端に、元(モンゴル)によって築かれた城は、アイヌに対抗するためのもの ・日ノ本、唐子、渡党のうち、渡党は中継交易民だった