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雪舞 (文春文庫)

 この人の本を読むのは初めて。1970年代の医者と患者の関係，病院の有り様なんてのは今より随分とアバウトだったのだな。午後５時過ぎると酒呑んだり，医長に無断で勝手に手術を始めたり，大問題になりそうだったのに根室に左遷で済んだり…。まぁ，お話は深刻で医学用語はワケワカメなんだが，サクサク読めた。★