私の親世代のヒトなのに、なかなかにツッコミが鋭くて、おぉ!と思った。

・ブドウは雌雄同株のものからつくられた。

紹興酒クモノスカビ、日本酒はアオカビが使われる。

メソポタミアのソレはワインではなく、ビールではないか?

グーテンベルク印刷機はワインの圧搾機にヒントを得た。

・素焼き陶器から木の樽に変わったのは大変化。何より転がして運べる!

・ラヴォアジェこそが、糖の分解によるアルコールと炭酸ガスの生成を説明した。

ブルゴーニュは民主的、ボルドーは貴族的だった由。

・原材料を葡萄に限るとしたカイヨ法を守ってないのは日本だけ。

・ロマネコンティはピカソ、ラターシュはシャガールなんですとな。

まあ、第二章は個人の感想です、だし、俺はこんなん呑んできたんだ、どーだ羨ましいだろー、ということなので読み飛ばす。