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エルナニ (岩波文庫)

今から見れば，古典主義もロマン主義も大差ないように思えてしまうし，内容もメロドラマに西洋史のお勉強を組み込んだ，ひどく退屈なもので，例えば「レミゼ」あたりの大衆性とは比較にもなるまい。最初はモリエールっぽくって面白いかも…と思ったのだが，コレを現在このままの形で上演する勇気のある劇団はないだろーなぁ。