• 大きな物語がないぶん,むしろ散文の題材として

グレートジンバブウェ―東南アフリカの歴史世界 (講談社現代新書)

グレートジンバブウェ―東南アフリカの歴史世界 (講談社現代新書)


とりわけ,南米との比較が興味深い。東南アフリカの金属資源が分散して小規模なこと,農業の剰余生産力が低く人々が土地に縛り付けられないこと,集権政治がさほど強力でないこと…。しかし,現代においては,そんな特異性も,毎度お馴染みのウィルスに浸食されるという次第(http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2009/03/index.html