- 作者: 小出裕章,渡辺満久,明石昇二郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/08/17
- メディア: 新書
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「原子力技術とは核兵器の技術そのものであり,本来,手を付けるべきではない技術だ。その技術の『後進国』であることは,むしろ誇るべきことである」のではあるけれど,遂に「世界初の『電気料金を使って核武装する国』となるのだろうか」「核武装の中核施設としての使命を帯びた六ケ所再処理工場に至っては`攻撃目標`にされる恐れさえある」というのに。二章のシミュレーションが空想のものとは言えまい。サムライ(=官軍のテロリスト)にはハラキリの帰結しかないのだから。