過去を売る男 (エクス・リブリス)

フェリックスの家にはクドゥーロもキゾンバもない。

ヤモリは、種類によっては人の笑い声に似た声を出す。

「もっとも重い罪は愛さないことである」

祖国の恐怖をヨーロッパの読者に売って 作家としての地位を外国で確立した作家。

最近では、主人公の女性がアルコール依存症の父親に乱暴でもされないと、小説どころか短編にもなりはしない。

しかし、終盤で社会主義がどーたらこーたらってな話は酷く退屈なり。