戦国時代、戦場に行って食物や家財を奪い、略奪と暴行で生き延びた若頭や小者や人夫、山賊海賊商人たちがいた。戦場奴隷は東南アジアにも売られていった。戦国時代の終焉とともに、外に朝鮮侵略、内に公共事業が始まる。

もはや白戸三平の世界だが、戦国大名どもの汚らしさは記すまでも無かろう。

そして、戦国商人は人身売買を商売にしていた。いや、イエズス会ポルトガルにおいてもだ。そもそもアフリカからブラジルへの輸送は近代まで続いていたわけだし、フロイスも若干のラスカサス風味である。

朝鮮侵略では、女性連行売買も盛んだった模様。そして、戦争とは出稼ぎと同様に飢餓の捌け口であったと。

百姓の徹底した日和見は、強い意志の表れであったらしい。いざとなったら城はアジール

フィリピン侵略の片棒を担いだやもしれぬ雑兵の群れには、妄想をかきたてられるな。

家康の時代、カネで買われた日本人傭兵や日雇いはオランダや英国による東南アジア殖民の手先になるとともに、軍需物資の調達を担ったらしい。