殿山泰司ベスト・エッセイ (ちくま文庫)

殿山泰司ベスト・エッセイ (ちくま文庫)

 

S36年の時点で五輪にも反対している。

日本軍隊は過酷な地獄。追憶しただけでも激怒のあまりヘドが出る。大日本帝国を糞ったれ! 国家なんか死ね!

戦闘時に後ろから上官を撃つのは日本兵の特性。

朝鮮ピーの慰安所にはヴァイオリンやバンドネオンもあったという。

転向者でもなければ除籍されたのでもない。ただズルズルとヤメタだけや。

吉村公三郎新藤兼人川島雄三あたりの映画人。

富樫正彦、佐藤允彦菊地雅章らのジャズプレイヤー。

そうなのだ、新宿の街をぶらついていれば、意外な有名人にも遭えた時代なのだ>私もほんの少しだけその恩恵に浴した。

死ぬときは、みんな殺して死にたい。全部道連れだ。出来るなら大量虐殺死ってのはいいね。って結語は話半分だろうけど、今の私の気分にもシンクロした。