ある日の街歩き#92
承前。
さて、まだ昼前なので、西の方へ逝ってみようと思ったのだが、何と立川で20分も待たされた。青梅線はタイヘンだなあ。ましてや、五日市線においておや。中神とか拝島とかにも惹かれつつ、結局、青梅までいってしまう。
久々に訪れた青梅は、噂には聞いていたが、すっかり映画看板と猫ネコの街と化していたのだった。駅構内からして、もう昭和レトロに魂を売っているわけで。
こうした一旦下って上がるみたいな構造って、かつては国鉄仕様の常識だったわけだが、まあ、今はみんな高架駅構造なわけで(例外は尾久駅くらいか?)。
線路を渡った向こうにある青梅図書館。かつては何度も来たけど、既に中央図書館は河辺駅付近にとられ(市役所も東青梅だし)、この手前にあった江戸下町風の天ぷら屋は既になかった。
その正面に、こんな風格ある家が。しかし、颱風の時とかは大変だろうな。
こちらはまだ住んでいるのであろうかしらん?
そして、その脇には、にゃにゃまがりなる路地もある。
駅前に戻ると、聞きしに勝るゴーストぶり。ビルの7割は廃業し、荒廃感が半端ない。昼間だからともかく、夜は淋しいだろうなー。
しかーし、旧青梅街道沿いには、とんでもなくレトロを通り越してカッコイイ物件や、未だに商売として成り立つのかという店が多い。
回春堂なる名前の薬局は他でも見た。青梅のチェーン店だろうか? そしてまあ、染物&洗張や陶器店も現役。
薬局にクルマで乗りつける。そして、猫と共に去りぬ。
呉服店と、見づらいが左は紙店。もちろん現役。
このヘアーサロンも素晴らしく重厚でかっこいい。
写真館と美容院のコラボ。ともに2Fの手すりがお洒落だ。
2Fに蔵を持つ家も多い。重さに耐えかねない…なんてことはないんだろうか? 蔵単体も結構多いのだった。
さすがに、この辺は廃業だろうけど、宿場町の車屋なのか、旅籠なのか、こういう建物も目に付く。室外機や衛星アンテナはあるものの、無用の長物か?
五日市・日の出方面へ向かう道路の傍らに置かれたオブジェ。3匹の小さな仔猫がなかなかカワイイ。
ネコのCM
ネコの映画ポスター
青梅仲通りの風情ある、鰻と天麩羅の店。
んで、今日からバッテリーチャージャーを持ち歩くことにしたので、バッテリーの目減りに腐心しなくて済むようになった。
だから、続きます。