南の島から熊本の遊郭・東雲楼にやってきた自然児の青井イチ。
センパイたちや雇い主から性(とカネを稼ぐ術)の手ほどきを受ける。
「初穂刈り」とは美しくも恐ろしい表現だ。「世界の底が抜けた」のだと。
月経の処理やストライキの話。
諭吉の女子平等公平論は、身分ある家の婦女子のみと喝破する鐵子。諭吉によれば、芸妓は人外なのだと。太陽は、天皇や父母より偉いと。父母や天皇のせいで、売られたり、命を落とすことはあるが、太陽は恵みの光を注ぐのみ。…とな。
父親が来ても逢えず、追借金が増える合図。「世の中で一番おとろしかもんは親たい」
そして、♪東雲のストライキ、さりとはツライね♪
ぜひアニメ化してほしいね。