平和なき「平和主義」: 戦後日本の思想と運動 (サピエンティア)
- 作者: 権赫泰,鄭栄桓
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2016/07/26
- メディア: 単行本
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日本留学後30年の滞日生活を経た韓国人から見た当然すぎるくらい当然の9条批評である。
丸山眞男はファシズムであれ民主主義であれ帝国主義へとつながりうることには関心がない。
善隣学生会館事件において、日共側は華僑学生らに「ここは日本の領土だ、中国人は中国に帰れ!」といった差別的発言を繰り返したという。
ジャテックの「国家を超える個人の原理」は「亡命権の否定」と継続する植民地主義のうえに立つ平和憲法によってのみ作動した。ふーん、意外な人たちがべ平連には加わっていたのだな。
韓国人=金竜飛は「あしたのジョー」において「外国人」ではなく、矢吹丈の「革命性」を立証するための「日本人」なのだ。
なんて辺りをメモしたものの、やはり二ホンとカンコクのダイガクのセンセイではあるよなー。ある意味、ハンギョレ的つまらなさというか。二ホンの平和憲法潰しザマァみたいなノリ。ふみゅ。