九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響

九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響

 

 さすがにブログ発だけあって,とてもカジュアルで解りやすい<無論,軽さも否めないが…。私も何度も行ったことがある烏山神社の椎木のエピソードは何とも言えないものを感じさせる。それにしても,これは震災大虐殺とでも呼ぶべきものではないか>付和雷同事大主義異分子排除空気読め文化のニホンジンらしいというべきか,その実相は現代も変わらない。秋田雨雀の脚本(化石しろ,醜い骸骨!)も,折口信夫の客体化(此国の,わが心ひく優れた顔の女子達を見ても,心を許して思ふような事が出来なくなってしまった)も興味深い。エリートパニックは明日にでも起こりそうな恐怖だ。☆☆☆