f:id:nogawasunam:20130215155016j:plain

今年初映画。リアリズムがっつりの映画化と思ったら,意外にも幻想的だったり,ストーリーの時系列が掴みづらくてwiki見ながらの鑑賞。14年間の文通と資金援助は実話らしいけど,シュラーノワさんの未亡人ぶりがネ申でしたわ。…ってか,離婚の尻拭いまでしてあげるんかぃ!! 「哭きたい死にたい浸りたい」あああー,もはやパトロンヌの鑑ですゎ。盟友ルビンシテインや下男?のアリョーシャも良いキャラだ。アントニーナをストーキングしてテロリスト呼ばわり(確かに当時はヴ・ナロードの時代)されパクられるチャイコさんw 「ハッピーエンドなんてない」と言いつつスコアを破り捨てるチャイコさんw 夢?で「音楽を愛するあまり女を愛せない」と詰問され「愛で至福を味わったことはない」キリッと返すチャイコさん(T_T) そしてトゥルゲーネフ師匠のホームレスへの喜捨,スペードの女王そのままの3・7・1の法則…。もうホントお腹いっぱいでしたよ。これで,パフリスキー=ドビュッシーって設定だったら,私ゃリヴァースしそうやわ。

内在的財産だけが明日の糧。極度の対抗意識がその幸福感を削ぐ。情報革命は費用の削減にしかならず成長には結びつかない。新しい連帯なる理想を創りだすのは戦争…あああ,いちいち納得出来ますわ。