殆ど満開の桜を見上げながら,殆ど満月の月に見守られ帰宅。
- 作者: 国木田独歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1970/06/02
- メディア: 文庫
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ビフテキに馬鈴薯は附属物・理想は則ち実際の附属物なんだ! 馬鈴薯も全きり無いと困る。しかし馬鈴薯ばかりじゃア全く閉口する!
生命に倦みたる欠伸は男子の特色,恋愛に倦みたる欠伸は女子の天性,一は最も悲しむべく,一は尤も憎むべきものである。
…なんていう「牛肉と馬鈴薯」も面白かったけど,軍人批判を滲ませつつダメ男の磊落を描く「酒中日記」は逸品。