- 作者: ドライサー,ガルシン,ノディエ,Theodore Dreiser,Vsevolod Garshin,Charles Nodier
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2011/02
- メディア: 単行本
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百年文庫のコンセプトはよくわからんが,「崖」が出てくるのはドライサーだけのような気がする。そのドライサーが一番明晰で,ちょっと読んでみたくはなった。それに比べると,ノディエは香具師みたいだし,ガルシンはイッちまってるし…まぁ,私も年をとったということか?!
鰻の寝床のような城壁内を利用した鉄細工の学校や,ペグニッツ川の中洲のパティオのユルイ感じの老人ホーム,城壁の塔の内装を各階で色分けして居住と仕事の場にしている家などが面白い。ブナの薪で焼くマジョラム風味のソーセージも美味そうだ(お姉さんの胸元も…)。しかし,なにげにニュルンベルクって人口50万の大都市なのね。wikiを見ると,近代工業より手工業や情報産業が盛んなようだが,失業率はほぼ1割か。