声―松本清張短編全集〈05〉 (光文社文庫)

声―松本清張短編全集〈05〉 (光文社文庫)


私が生まれる前に作者は練馬区関町に住んでいたのか。新宿〜田端が20分なのは今と変わらないが,高田馬場〜田無が45分かかっていた時代…。現代モノと時代モノでは,後者の方が史実を無視できない分だけ前者に分がある。

  • 「快刀ホン・ギルドン」最終回

「もう俺は−−この国とは違う国にいる。外から見ているものには理想だが,俺達には現実だ」とウネに云うギルドン。「花は散るのに…−−人々は美しいとたたえながら眺める。残酷なことではないか。散るのを知りながらただ眺めているのか」とノ尚宮に云うチャンフィ>le Temps des Cerises でふな。次の世代に伝えるためにコムを離脱させる活貧党…第二,第三のギルドンは現代にも息を吹き返す。官軍による火矢の攻撃はあたかも多国籍軍による空爆を思わせる。息苦しいラストではあったけど,最後まで見れてよかったです。

やっぱこのラグビー対決は痛快だなー。テツ「ポリをタダでドツけるのは今日だけやどーー!!」テツ母「二百三高地ってこんな感じやなかったんですか」w

  • 今日の初回で打ち切りアニ

TIGER & BUNNY」「逆境無頼カイジ 破戒録篇」「STEINS;GATE」「はっぴ〜カッピ」
画面は殆ど見ず,ラジオドラマ風に聞き流したけど,それでも苦痛。