- るさんちまんの文学
- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1965/06/30
- メディア: 文庫
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松本清張を読むのは中1以来だし,推理小説以外を読むのは多分初めて。救いのない暗い話ばかりである。だが,そこがイイ。読ませてしまう筆力がある。登場人物の多くは「戦争」や「貧困」を蔭に引き摺っているが,それがむしろやり場のない現在に通じるものがある。しかし,考古学会に関する怨念は相当なものがあるな(^_^;)
- 「泣いてたまるか」#8