(ウィ・ギチョル作)
「現実と折り合いのつかなかった欲望は,ぼくらの心に巣食って腐り,わだかまりとなって干からび,しわくちゃになって,ついには傲慢や錯覚や妄想や虚栄や冷笑や悲しみや絶望や憂うつや優越感や劣等感となって立ち現れる。そしてときには,死さえも呼び込んでしまうのだ。小部屋はぼくらの人生をずんずんと腐らせてゆく墓場にすぎない」←嗚呼,これだけで引きこもり哲学者の後追いで首を吊りたくなったぜ…(´Д`) 
ソレはさておき,この本の優れているところはキャラが立ってることと訳文(清水由希子)がこなれていること。
ヨミン=作者が足で踏みつけて唾まで吐きかけたチジミを這いつくばって食った親のないキジョン(今でもおまえが好きだからだっ。おまえほど,オレの話をじっくり聞いてくれるやつはいなかった。それだけでも,おまえを忘れることなんてできないんだっ),愛情表現が苦手で高飛車なのに森にヨミンを誘い靴を糞まみれにしたウリム(友だちがいないせいで,あたしがどんなに傷ついているか,あんたなんかにわかりっこないんだから),町のボスだったが酒乱の父が死んだため十二歳で働き始めた黒ツバメ,ヨミンに興味を抱くピアノの先生ユニお姉さん,存在がイタすぎる引きこもり哲学者(地球の女性=ユニよ! あなたは私の心を奪っていったが私の現実を奪うころはできなかった),そして動物的なほど人間臭い「山の町」のオトナたち…。
気になったフレーズ↓
「親のない子をいじめたら,天罰でその子も孤児になるんだって」「ただ先に『タ〜ッチ』と叫んだというだけで,どれほど多くの不平等がまかり通っていることだろう」「寛容さこそ,無条件で相手をひざまずかせられる,もっとも効果的な手段だということ」「ウリムは自分を特別な存在だと固く信じていたし,その特別な子に選ばれたぼくもまた,特別な存在にならなければいけなかったのだ。ぼくはウリムが使う『そこいらのガキ』という言葉と引きこもり哲学者が使うゾクブツという言葉は似たりよったりだと思った」「特別な子は欲望の先にいて,普通の子は現実世界にいた…欲望と現実のピンと張りつめた綱引きこそ,私たちの人生そのもの」

  • 「有閑倶楽部」#1

えみ様目当てで見たのですけれど,演技が少し巧くなってるq(°O°)p でも,一番目立っていてオイシかったのは美波って人だな。初回なのにゲストヒロインが岩田さゆりってのはどーよ(ノД`)ノでしたが…。まー話がうそ臭いのは全然構わないんだけど,安っぽいのはあかんな〜。しかし,高清水酒造から商品イメージを著しく傷つけられた<(`⌒´)>というクレームは来なかったのか?? 期待度★

小清水会長ドエロですーーΣ( ̄□ ̄;)!! 黒ブルマで「よく見て…千尋ちゃん…好き」「ほら,どきどきしてる…うふ…こんなに…(←手がリアル過ぎるって(~_~;)」
水橋荻上健気で頑張り屋の萌えキャラですーー突然泣くゎコマ割のセンスあるゎ東北弁だゎ3日寝ないゎw(°o°)w 
雪野春日部カッコいいですーー敏腕管理職みたい(;´∀`A 「経験なくてもエロって書けるの? だって見たことないでしょ。やーん,そこは『見たことないって何をですか?!』って聞いてくんなきゃ」←荻上を弄ぶ悪趣味さも
カラオケ→ネギまは○でハレハレは×ですか,そーですか。

美朱と唯のイチャイチャ→鬼宿の奪い合い→鬼宿と美朱の同衾→唯レイプ未遂→美朱への怨恨→美朱を押し倒す鬼宿→星宿振られる。昼ドラにしか思えない濃ゆさだゎ>荒木・冬馬・緑川・子安…皆さんエロ全開(゜∀゜)

ハイジけしからんぉハイジ(汗)>シロとクマに求愛?され壁に押し付けられるシーンとか,キャンディの舐め方とか,えっちすぎると思いま〜すq(°O°)p 危険な岩の上でもみ合うシロとクマをなだめられずに絶望して泣き出したハイジ…それに気付き近寄ってくるシロとクマがよいですね。乳搾りも口笛もマスターして大人の階段のぼる…の巻ですた。何故か「上を向いて歩こう」のメロディが挿入。