ボロ家の春秋 (講談社文芸文庫)

ボロ家の春秋 (講談社文芸文庫)

 

蜆→ 割れた省線電車の窓、カストリ焼酎、外套は何の表徴か? 星菫派、喫茶店のココア、日暮れみたいな船橋の街、会社の解散式、義侠心溢れる老人の死 蜆の詰まったリュック、泣き出す蜆。

 黄色い日日→配給のスケトウ鱈を、界隈の人々と、家に立てこもって喰らう。精神鑑定と前頭葉の手術。ラジオから流れる東京裁判の実況放送>デス・バイ・ハンギング! シロホンに合わせ草津節を踊らされる犬。小菅刑務所。

Sの背中→一番安い肴がカレイの煮つけ。背中の痣に毛が三本。それをめぐる愛憎劇。駒を買いながらする将棋。

ボロ家の春秋→小さな家をめぐっての騙し合い。騙された同士の共同生活。転売やら貸し部屋の奄美黄島への高跳びやら差し押さえを勧める小役人やらも、梅崎のユーモアは似非英国紳士みたいな高所からの韜晦ではなく、自虐的な処がよろしい。サントニン入りチョコレートとか台湾料理のフルコースとただのラーメンの落差とか、笑うしかない。

凡人凡語→老先生が推奨したのは松沢病院か。うーん、さらに転院したQ病院とやらの、かつての精神病院の暗部が描かれる。電気ショック(;´Д`)

 

今日のポタリング

久しぶりに中川遊歩道を通って烏山方面へ。ヒマワリが満開だわ。そして、半年ぶりに昔住んでたビルを訪ねると、御覧のように絶賛取り壊し中。合掌。反対側に広がっていた都営団地もすっかり美しくなって、医療モールとかカフェができている。残存するボロアパートも何時迄存在できるやら。駅前を迂回して、粕谷図書館へ。本を返して蘆花公園へ。

 

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都営住宅の中には残存しているものもあるが、早晩マンション風に建て替わるのだろう。芦花小中学校も新築されており、辺り一帯が高層化し、おまけに世田谷文学館などが鎮座するなど、徳富蘆花も想像を絶するであろう。京王線を渡り、烏山寺町へ。乗満寺なる寺は明確に主張を半紙に書いていて、大谷派なのか。一転して、久我山方向から下本宿通り辺りは、やたらと交通量が多く、ゴルフやらテニスやらサッカーやらの練習場がアホみたいにあるのだった。

・ある日の街歩き#8

ようやく学生様が夏休みに入った模様で、少しは駐輪事情がよろしくなった。で、昼前に、井の頭線でお出かけ。今日は、東横線との乗換えが少し楽だったかも。とはいえ、中目黒駅は最早昔日の面影を殆どとどめないオサレタウンに変貌し、山手通りも更に拡幅される模様。裏筋を歩いてかつての飲み屋街を僅かに確認するものの、うーん、表通りはオーストラリアワイン祭りでっせぇ(;´∀`) 渋谷に戻って、歩道橋事情が変動しているのを確認す。うーん、地下街が発達すれば、本当に近くなるのであろうか? 桜が丘の急坂を昇り、こもれび大和田図書館に到達。ふみゅ、嘗ては閑散としていたのだが、ここも喧噪。井の頭線に乗ってとっとと帰還。

 

大日本帝国植民地下の琉球沖縄と台湾

大日本帝国植民地下の琉球沖縄と台湾

 

 ・伊藤博文揮毫の石碑が残ったのは、台湾人が恨みを晴らすため、土足で踏みつけるため。

・沖縄・台湾で、軍と結び、利益を上げたのは、大倉組と清水建設

・大和化した沖縄人の警官が台湾の「土匪」と「生蕃」を伐討するという構図→例えば霧社事件

鉄道王としての照屋宏。台湾に縦貫鉄道を敷設。しかし、沖縄では貧弱な軽便鉄道…。

・台湾東部への沖縄移民。それは出兵でもあり、殺戮の悲劇を生む。

 

中世の食卓から (ちくま文庫)

中世の食卓から (ちくま文庫)

 

 もしも、12世紀のように、パリが豚を排泄物や生ごみを清掃者として「雇って」いたら随分と変わっていたろうな。

中世人は直接指で触れて食べる甘美さを知っていた。

リア王では、サラダは牛の糞と同格。

あとがきを見て少し驚いたのだが、この文章群は1987~91年に明治屋発行の「嗜好」なる雑誌に掲載されたものだということ。まだ、そんな余裕があった時代なのだな。

 

明日のルメール#247

土曜は芝稍、D不良でスタート。あまり良くなりそうもないな。3100円

2R▲ ダートに替わって好走の2頭。Sレモネードと御転婆Rが中心。我が花びらは二度乗ったけど、やはり先に行った方が良いようだ。展開次第だが、チャンスは十分。初ダート組ではRフィオナが食い込むか?

三連複 (2-11)-(1,3,4,9)

3R◎ 我がRランサーは前走惜しい2着。何とか決めてもらいたいところ。鞍上このコース初勝利を。連続2着の今迄との一騎打ち。インド大反乱の首謀者の名をもつ馬にも期待。

三連単 1→2→(4,5,9)

5R? 我がゼルターは何とドイツ産馬。こういう馬が活躍すれば面白いが、人気になりすぎ。他に大した馬はいないけど、さすがに見送り。

6R… 我がCデイはソコソコまで来るが、決め手に欠ける。名前も気に食わないし、未勝利のまま終わりそう。ここは見送り。ここが4戦目で徐々に上昇の王令から入る。堅実な腰蓑D、いかにもステイヤー血統のバララットGが相手の中心。

枠連 25 馬連 2-(1、5、12、14) 

7R☆ 我がラレータはエヴィータの仔だが、最下級条件も突破できず。ここもダメなら地方移籍かもねぇ。人気のフランドルもさほど信用できず、ここは見送り。

9R▲ ここは一息入れたDグレースが軸。相手はここが3戦目のEマスカーニ。我が藤色はイマイチ煮え切らない成績。ルーラー産駒特有のものかな? ここで走らなければダート転向もありそう。デルタBやサレンティーナとともに三番手評価。

枠連 36 37 38 馬連 3-(4,6)

10R… 上昇一途のFフリッカーを本命とする。去年同条件を勝っている天職も乗り替りで良い面が出れば対抗。同じく乗り替わったR大王が単穴。一期一会、随喜の涙、階上も外国人Jで新味が出れば怖い。我がM財布は既に58戦目。上がり目はないし、掲示板に乗れれば上出来か。

枠連 44 48 馬連 6-(9、11)

11R◎ 我が月震は初の1200mと58kが課題だが、スプリンターズSに行くのなら克服しなければならない壁。この馬で6勝している相性の良さで突破してほしい。相手筆頭には7歳だが四位Jとの相性抜群のHデイバロー。面白いのは最内枠のCファンキーで北海道シリーズで上昇一途の上り馬だ。当該コース得意なTシャトル産駒というのも心強い。Nビーナスは田面木助手が担当してるので、2年連続縁があるかもしれないが、重賞ではあと一歩の成績だけに…。内枠中心で攻めてみた。

馬単 5→(1,2,3,4,8)

12R〇 我がSエレメンツはお手馬であることは有利だが、このクラスでは一歩足りない感じ。やはり前走まで乗っていた特異点の方が少し上位のように思われる。割って入れば皐月賞にも出走したM繁栄ではなかろうか? 穴候補も多いのでオッズ次第かな。

枠連 23 25 26 27 28

 

明日のルメール#246

先週のマカヒキには声が出ましたよ。うーん、残念。終わってみれば2勝止まりで不本意でした。今週は乱戦モード。でも、WASJはくじ運悪し。存在感を示してほしい。3200円

4R☆ 後が無い未勝利馬の仁義なき戦い。前回当該コースで大変身のEストロングから入る。同じレースで僅差の美支配者が相手。レジェンドに乗り替わったアストルムが三番手。我がWアイスバーグは前走初めて僅差の競馬。乗り替わって良い所を見せられればよいね。しかし、他にも伏兵が多士済々。

枠連 38 58 馬連 13-(1,2、12)

5R☆ 正直触手の動かないメンバーだが、黒船産駒なのに赤鯨というのが気に入って、軸にしてみた。面白いのは母ザル蕎麦というオンザタウンか>ま、芝向きだとは思うが…。我が無心配は、うみゅ、グランド牧場らしい血統。兄姉とも中央での勝ち星なしか。初戦向きだとは思うので、ここで見せ場無ければキツイかな?

枠連 26 66 馬連 9-(5,6、12)

6R〇 前走を見る限り、札幌が合いそうな超眩いを本命とする。我がパシュパティナートは9戦して5回3着。先行してもパッとしないので、差せれば対抗視。高馬のSオンリーワンと鞍上強化のBロージーが割って入るか? 大穴なら当該コース実績抜群のステゴ産駒イザナミだろう。

単複 ⑪ 枠連 11 16 馬連 2-8

9R◎ このクラスで勝ち星のある我が勝利者Sと連闘のバリングラの一騎打ち。前走の大敗が気になるが、こういうレースで勝ちきって欲しい。前走逃げてあわやのウォルビズBと乗り替わった熱帯低気圧が食い込むか。

三連単 7→10→(1,2,3,6,8)

10R△ ここは格上のコロラトゥーレから入る。相手もこのクラスの常連Sアエラ。単穴はWラッシュとする。我が最終兵器はもう61戦目。まぁ、3着に来れれば良しとしよう。

三連複 (3-10)-(2、13、14)

11R◎ 我がRジェノヴァは昇級戦で不安もあるが、完全に本格化で重賞を狙うんならば、ここは負けていられない。なかなか勝負弱いメンバーなので大いに期待しよう。強敵はОPでも好走歴のある預言者とA栄冠。ステゴ産駒のG&Tも7歳セン馬だが侮れず。

枠連 37 馬単 3→(5,6,8、13)

12R◎ 我が扇形はここがチャンス。キャリアの浅さを露呈しなければ、十分戦えるはずだ。現実主義者は格上だが、近走不振なのがどうか? L全力と何時も其処にもソコソコか。

馬単 1→(2,4,5、11)