ファシズムの日本美術 ―大観、靫彦、松園、嗣治

ファシズムの日本美術 ―大観、靫彦、松園、嗣治

  • 作者:池田安里
  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 なんだかね、英米圏のこうしたエラそーなのは眉につばつけて読む読む。

ほー、大観は自分の作品を売って日本軍に贈与し、4機の戦闘機は「大観号」と名付けられたんかw

大観の富士は国体をメタフィジカルな形で描いた。

モダニズムは商業広告として国家プロパガンダとして戦中権力によって収容された。

梶原緋佐子の「反美人」は初めて知ったけど、この本で一番の収穫。

へえーー、フジタが再評価さてたのは2006年の回顧展以降なのか…これは初めて知った。