2018-08-26 ■ 中世の食卓から (ちくま文庫) 作者: 石井美樹子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2013/09/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る もしも、12世紀のように、パリが豚を排泄物や生ごみを清掃者として「雇って」いたら随分と変わっていたろうな。 中世人は直接指で触れて食べる甘美さを知っていた。 リア王では、サラダは牛の糞と同格。 あとがきを見て少し驚いたのだが、この文章群は1987~91年に明治屋発行の「嗜好」なる雑誌に掲載されたものだということ。まだ、そんな余裕があった時代なのだな。